新入社員研修とメモ帳、ノート

新入社員研修とメモ帳、ノート

 私が会社に入社したのは平成元年。その頃は新入社員研修という合宿がありました。同期入社の新入社員が研修施設で数日間缶詰になって研修を行いました。今となってはほとんど何も覚えていないのですが、電話の取り方や会話のマナーなどを学んだように記憶しています。数日の泊まりだったのですが、何を学んだのでしょう?

 その研修で教わった事で一つだけ覚えている事があります。講師の先生が上司という設定で部下を呼ぶ。という時に、部下のあなたはどうしますか? という内容だったと思います。同僚は皆、返事をしてみたり、駆け寄ってみたりしていました。

 正解はメモを持つ。という事でした。上司に呼ばれたなら、メモを持って上司の前に行きなさい。

 今でも、それだけは守っています。初めのうちは、市販のメモ帳や手帳を持っていたのですが、毎日制服のポケットに入れておけばボロボロになるし、経済的ではない。という事で、そのうちコピー紙の裏を使うようになりました。

 しばらくはA7に切った裏紙を綴じて持っていました。さすがにA7裏紙をクリップで留めただけのメモ用紙はかっこ悪いし何より立って書くのに向いていません。

 学生の頃、友人が情報カードをジョッターに入れて使っていました。それを真似て、A7のジョッターを作ってそれを毎日持ち歩いています。

 ジョッターは情報カードを数枚入れておくホルダーです。情報カードは田舎ではなかなか手に入りにくかったのです。また、少し紙が厚いので常に持ち歩くには不便でした。

 誰かにメモを残したい時にもこの紙に書き込んで、机の上にマスキングテープで貼っておきます。

 普段はA5ノートとB5ノートを使い分けています。A5ノートの方は毎年発行される市販のA5手帳(スケジュール帳)を購入してスケジュール管理をする。それと普通のA5ノートは会議の議事録用。この2冊を皮のケースに入れて持ち歩いています。

 B5ノートは普通の大学ノートですが、これは大きなプエオジェクトがあると専用に1冊づつ使っています。何本かのプロジェクトが並行する事があるので、ノートを分けて使っています。このノートにはお客様との打ち合わせ内容から回路設計の計算、実験結果、コーディングしている内容やバージョン管理などプロジェクトのすべてをまとめて書いています。

 ノートというのは怖いもので、書いている時にはわかっている事を書いているのですが、半年もすれば書いた内容さえ思い出せません。しかも、数年経ってからノートを読み返す。なんてことは何度もあるものですから、仕事が終わってパソコンの電源を落とす前に必ずノートにその日の作業を記録しておく習慣を付ける事をお勧めします。