出張の持ち物

出張の持ち物

 エンジニアもお客様の所に出張することがあります。打ち合わせで行く場合には、普通のサラリーマンと同じで、手帳と名刺、会社案内、カタログなどを持っていけば困る事はありません。

 エンジニアとしては修理や据付という仕事があります。

 修理は自社製品を直す。据付はお客様の指定した場所に製品を設置する。という作業になるわけですが、その時には先にあげた事務的な物の他に工具などが必要になります。

 製品にもよりますが、その製品をメンテナンスする工具や部品、消耗品などを持っていきます。それらの他に持って行って便利だった物を紹介します。

マスキングテープ

 マスキングテープは書き込みができるし、配線を仮に束ねる事もできます。一番良く使うのは、修理をする製品を設置場所から取り外す時です。製品に線がつながっている場合、電源ケーブルや信号線が何本もあると、それを覚えられません。そこで、全部の線にテープで接続のコネクタ名を記入して貼っておきます。

 また、ラックなどから引き出さなくてはならない場合には、他の製品に傷をつけないようにマスキングすると安心です。

 さらに、お客様にどのスイッチを触っても良いのか、悪いのかを聞いておく事があります。私は放送局に出入りしていた事がありますが、触れてはいけないスイッチに触れると放送事故を招く恐れがあります。したがって、事前の打ち合わせでお客様に、どのスイッチに触れても良いのか、どのACコンセントを使っても良いのかを確認する事があります。お客様に聞いたそばからスイッチやコンセントにマスキングテープを貼っておけば、間違える事がありませんし、お客様の目の前で貼りますのでお客様の安心感にも繋がります。

コンベックス

 コンベックスは据付の時に使う事が多いです。据付通路やドアの幅を測って製品が無理なく通過できるのかを確認します。また、必要なケーブルの長さも確認ができます。

 床固定やラック固定の場合には、左右の真ん中に来ているのかを測る時にも使います。

油性ペン

 油性ペンはマスキングテープに書き込む事が多いです。また、作業途中で現場を離れる時(昼食など)には、自分の名前と携帯の番号を記して作業途中の機器に貼っておけば、安心して現場を離れる事ができます。

ペンライト

 これも放送局で良く使いました。そもそも放送局の機材がある部屋は薄暗いですし、ラックの裏にまわるとライトが必要でした。でも、ライトって良く現場に忘れるんですよね。最近は百均にもLEDライトがあるので、それを持ち歩いています。

デジカメ(スマホ)

 これは写真を撮るためです。もちろん、事前にお客様の許可を得る必要があります。修理の場合でも据付の場合でも施工前後の写真を撮っておけば、間違いないですし、施工後の写真は作業報告や議事録に貼るとお客様にわかりやすいと思います。

 修理でケーブルを外す前には可能な限り撮るようにしています。元に戻す場合の配線の様子は写真があれば、元の線の曲げかたまで同じようにできます。

 昔は修理で交換した部品をお客様にお渡ししていたのですが、最近は部品を廃棄しづらくなっているので、交換した部品は持ち帰り、部品の写真を撮ってお客様に送る事が多いです。

ウエス、ゴミ袋

 これは最後の掃除ですね。修理、据付時に出たゴミはすべて回収します。また、手で触れた部分はウエスで清掃します。

ネジ

 工具類の中に、製品で使っているネジを一通り入れておきます。修理の時には蓋を開けますので、その時にネジ頭を傷つける事があります。古い製品の場合には筐体のネジがサビている事もあります。そんな時にはネジは新品に交換しておきます。

結束バンド

 昨今は必需品になっています。製品を据え付ける時にも修理する時にも配線がある場所では必ず使います。多めに持っていき、余った分はお客様に差し上げる事が多いです。